【元洋菓子販売員が教える!】退職時のお菓子を選ぶ外せない5つのポイント
いざ退職が決まり、だんだんと近づく最終出社日。
職場の方への挨拶で、どのようなお菓子を渡せばいいのか悩む人も多いと思います。
今回の記事は、そんな退職時に渡すお菓子の選び方について、
・元洋菓子販売員
・実際に退職したときの経験
この2つの視点からご紹介していきます。
退職のときにどのようなお菓子を渡すべきかは職場によってさまざまです。
そのため一概にこれがいい!ということはありません。しかし、そうは言ってもどんなお菓子がベストなのか気になりますよね。過去に洋菓子売場で販売をしていた私が会社を退職した経験からお話します。
どんなお菓子を渡せばいいのか?
渡すお菓子のポイントは、以下の5点です。
- 個包装である
- 賞味期限が短くない
- 見栄えがする
- 保存方法を選ばない
- 好き嫌い
個包装である
まとめて入っているお菓子は一度開けたら、しけってしまいます。上司ならばそのまま渡すのは失礼な印象を受ける人も。またその日に直接渡すことができない人もいるので、個包装のものを選びましょう。
賞味期限が短くない
賞味期限が長いもの(1ヶ月~3ヶ月)でなくてもいいですが、極端に短いもの(翌日~5日程度)は避けたほうがいいです。やはりその場で渡せない人や、そのときに食べたくない人もいます。相手が1週間お休みしていても食べられるものがいいですね。
見栄えがする
実は重要です。金額が高くておいしくても、小さすぎると「え?これだけ?」と思うような人もいます。そこまで金額が高くなくても、ボリューム感・高級感のあるものがいいですね。たとえば、大き目のクッキーやパイのお菓子なんかがgood。和菓子ならおまんじゅうもボリュームありますね。
保存方法を選ばない
例えば夏場のチョコレート。チョコレートは高温で溶けてしまうため、真夏のデスクの中での保存は厳しいです。冷蔵庫があり、全員が保管しても問題ない場合はOKですね。職場の冷蔵庫の使い方によりけりなので、気温を気にせず保管できるお菓子がベストです。
数種類の味・好き嫌い
大人数の場合は難しいですが、少人数であれば好みをある程度把握していれば、好き嫌いを反映したほうが喜ばれます。私がいた職場では大人数の方にお渡ししていましたが、特にお世話になった先輩の嫌いなお菓子は避けました!味も数種類入っていると選んでもらえます。
かけるべき金額は?
あまりお金をかけすぎてもお財布にダメージが…。
私は人数が多ければ多いほど、一人当たりの金額は減らすようにして考えていました。
金額はこんな感じ。
10人程度⇒2000円(一人当たり200円程度)
30人程度⇒3000円(一人当たり100円程度)
50人程度⇒4000円(一人当たり80円程度)
人数が少なければお世話になっていることも多いと思います。そのため人数が少ないほど、より豪華にしていました。直近でやめた方が渡してくれたお菓子の金額を調べてみてもいいかもしれません。だいたいの目安になるかも。
実際に何を渡したか?
私がいた職場は、50~60人にそれぞれ渡すのが風習でした。
そのためあまり高価なものは避けたい!でも見栄えも大事!
その思いから上記の5つのポイントを踏まえたうえで選んだのは、
数種類の味が入った個包装のパイのお菓子。
味を選んでもらえる、賞味期限も1ヶ月程度、常温保存OK、お世話になった人が好き、値段は1個100円切るぐらいです。
職場環境によって喜ばれるものは変わると思いますが、過去にやめた人がどんなものを渡してきたのか?も頭に置きながら、お世話になった気持ちを込めてお菓子を渡せるといいですね。